トレース メッセージ一覧の機能

このトピックでは、トレース メッセージ一覧の機能について説明します。 これらの機能を使用して、一覧をカスタマイズできます。

列の表示と非表示

トレース メッセージ一覧の列を表示および非表示にするには、列見出し行の任意の場所を右クリックします。 表示されるショートカット メニューに、チェック済みのプロパティが表示され、未チェックのプロパティは非表示になります。 プロパティを表示または非表示にするには、ショートカット メニューからプロパティを選択します。

この手順を使用すると、メッセージを生成したソース コードの関数名や行番号など、トレース メッセージに関する重要な情報を表示できます。

列構成の保存

TraceView では、選択した列がデフォルトで表示されます。 異なる列の表示と非表示を使い分ける場合は、列の構成を新しいデフォルトの構成として保存できます。

新しい列構成を保存するには、次の操作を行います。

  1. トレース メッセージの一覧で、任意の列見出しを右クリックします。

  2. [既定値として保存] をクリックします。

列による並べ替え

列の値で並べ替えるには、列見出しをクリックします。 列見出しを繰り返しクリックすると、その列の値の昇順と降順が切り替わります。 デフォルトでは、トレース メッセージ リストは Msg# 列で並べ替えることができます。

列の自動調整

各列の幅をその列のデータの幅に合わせて調整するには、トレース メッセージ リストのトレース メッセージ行 (列見出し以外) を右クリックし、[列の自動調整] をクリックします。

表示のクリア

ディスプレイからすべてのトレース メッセージを削除するには、トレース メッセージ一覧でトレース メッセージ行 (列見出し以外) を右クリックし、[表示のクリア] をクリックします。

表示をクリアしても、トレース ログまたは出力ファイルからトレース メッセージは削除されません。 ただし、メッセージがリアルタイム トレース セッションによって生成され、ログまたは出力ファイルに保存されていない場合、それらは復元できません。

トレース メッセージのコピー

トレース メッセージの一覧からトレース メッセージをコピーするには、次の操作を行います。

  1. コピーするトレース メッセージを選択します。 SHIFT キーを押しながらクリックして連続するメッセージを選択し、CTRL キーを押しながらクリックして連続しないメッセージをコピーできます。

  2. Ctrl + C キーを押します。 または、選択したトレース メッセージの任意のセルを右クリックし、[コピー] をクリックします。

メッセージは、タブ区切り形式でコピーされます。 後で使用するために、テキスト ファイルまたはスプレッドシート ファイルに貼り付けることができます。

トレース メッセージの保存の詳細については、「トレース ログのテキスト バージョンの作成」を参照してください。