1394 のサンプルと診断ツール
Windows Driver Kit (WDK) には、2 つのカーネル モード ドライバー (1394vdev.sys と 1394diag.sys) のソース コードと、ドライバー作成者がユーザー モードから IEEE 1394 スタックと通信できるようにする診断ソフトウェアが含まれています。
ドライバーのソース コードは、ドライバーが IEEE 1394 スタックの上端と通信する方法を示しています。 非同期データ転送と等時性データ転送に加えて、サンプル ソース コードでは、プラグ アンド プレイ (PnP) I/O 要求パケット (IRP) と電源管理 I/O 要求パケットの適切な管理を示しています。
システムは 1394vdev.sys を列挙し、1394diag.sys を別の方法で列挙します。 1394vdev.sys ドライバーは、IEEE 1394 バス ドライバーが IOCTL_IEEE1394_API_REQUEST 要求を受信したときに読み込まれる仮想診断ドライバーです。 1394diag.sys ドライバーは、IEEE 1394 ハードウェア デバイスが PC に接続されているときに IEEE 1394 バス ドライバーが読み込む物理診断デバイス ドライバーです。WDK に含まれている 1394vdev.inf は、これらの両方のドライバーを読み込みます。