I/O 操作用のユーザー バッファーへのアクセス
I/O 操作用の FLT_PARAMETERS 構造体には、操作に固有のパラメーターが含まれています。これには、操作で使用されるバッファーのバッファー アドレスとメモリ記述子リスト (MDL) が含まれます。
IRP ベースの I/O 操作の場合、操作用のバッファーは以下を使用して指定できます。
MDL のみ (通常はページング I/O 用)
バッファー アドレスのみ
バッファー アドレスと MDL
高速 I/O 操作の場合は、ユーザー領域バッファー アドレスのみが指定されます。 バッファーがある高速 I/O 操作では、常にバッファー I/O もダイレクト I/O も使用しないため、MDL パラメーターは使用されません。
以下のトピックでは、ミニフィルター ドライバーの操作前コールバック ルーチンと操作後コールバック ルーチンで IRP ベースのI/O 操作と高速 I/O 操作のバッファー アドレスおよび MDL を処理するためのガイドラインを示します。