FOBX 構造
ファイル オブジェクト拡張子 (FOBX) 構造体は、 FILE_OBJECT 構造体に対する RDBSS 拡張子です。 FOBX 構造体は、ファイル オブジェクトの FileObjectExtension フィールドによって指されます。 FOBX 構造体には、次のものが含まれます。
署名と参照カウント
関連付けられている FCB 構造体へのバックポイント
関連付けられている SRV_OPEN 構造体へのバックポイント
このオープン構造に関するコンテキスト情報
ネットワーク ミニ リダイレクターまたは FOBX 構造体の作成者によって要求された追加のストレージ
FOBX 構造体には、I/O システムによって通常格納されないファイル オブジェクトごとに、必要なすべての情報が含まれています。 ファイル オブジェクトに関する情報は、固定サイズのファイル システム オブジェクトに I/O システムによって格納されます。 FOBX 構造体は、ネットワーク ミニ リダイレクターによってファイル オブジェクトに必要な他の情報を処理します。
ファイル オブジェクトの FOBX 構造体は、ファイル オブジェクトの FsContext2 フィールドによって参照されます。 通常、FOBX 構造体は RDBSS 構造体の末端ですが、現在、FOBX 構造体は参照カウントされます。
FOBX フラグは、次の 2 つのグループに分割されます。
ネットワーク ミニ リダイレクターに表示されるフラグ
RDBSS によって内部的に使用され、ネットワーク ミニ リダイレクターからは見えないフラグ
ネットワーク ミニ リダイレクターに表示されるフラグは、使用可能な FOBX フラグの下位 16 ビットで構成されます。 上位 16 ビットは、RDBSS によって内部的に使用するために予約されています。