既定の DIF コード ハンドラーの呼び出し
Note
このセクションで説明する機能は、ユニバーサル ドライバー パッケージまたはモバイル ドライバー パッケージではサポートされていません。 「ユニバーサル INF ファイルの使用」を参照してください。
既定の DIF コード ハンドラーは、DIF コードに対してシステム定義の既定の操作を実行します。 「DIF コードの処理」で説明されているように、SetupDiCallClassInstaller は、クラス インストーラーと共同インストーラーが最初に DIF 要求を処理した後、ただし、SetupDiCallClassInstaller が要求の後処理のために、登録された共同インストーラーを再び呼び出す前に、DIF 要求の規定のハンドラーを呼び出します。
注:SetupDiCallClassInstaller の動作を、DIF 要求の後処理のためにクラス インストーラーを再び呼び出すように構成することはできません。
既定のハンドラーが呼び出された後、クラス インストーラーが DIF 要求の操作を実行する必要がある状況では、クラス インストーラーは、次のように、DIF 要求を処理するときに既定のハンドラーを直接呼び出す必要があります。
既定のハンドラーを呼び出す前に実行する必要がある操作を実行します。
既定のハンドラーを呼び出して、既定の操作を実行します。
注: クラス インストーラーは、既定のハンドラーの操作を置き換えようと試みないでください。
既定のハンドラーが戻った後に実行する必要がある操作を実行します。
クラス インストーラーが DIF 要求の処理を正常に完了した場合は NO_ERROR を返し、処理に失敗した場合は Win32 エラーを返します。
重要: 共同インストーラーとデバイス インストール アプリケーションは、既定の DIF コード ハンドラーを呼び出すことはできません。
このメソッドを使用する必要がある状況の例については、既定のハンドラー SetupDiInstallDevice の呼び出しに関する情報を DIF_INSTALLDEVICE 要求参照ページで参照してください。
次の表に、既定のハンドラーを持つ DIF コードを示します。