PnP-X デバイス用のコンテナー ID

PnP 拡張機能 (PnP-X) は、Windows プラグ アンド プレイ (PnP) を拡張して、IP ベースのネットワーク経由でコンピューターに接続されているデバイスをサポートします。 PnP-X の詳細については、「PnP-X: Windows 向けプラグ アンド プレイ拡張」を参照してください。

PnP-X デバイスでは、コンテナー ID をデバイス メタデータの XML 要素として指定できます。 2 つのプロトコルがサポートされています。

PnP-X デバイスが DPWS デバイス メタデータまたは UPnP デバイス記述ドキュメントでコンテナー ID を指定しなかった場合、PnP マネージャーは、デバイスがサポートするプロトコルに固有のアルゴリズムを使用して、デバイスのコンテナー ID を生成します。

  • DPWS デバイスの場合、生成されたコンテナー ID は、デバイスのエンドポイント参照アドレス (EPR) の GUID から作成されるか、デバイスの EPR (GUID でない場合) の SHA-1 ハッシュです。

  • UPnP デバイスの場合、生成されるコンテナー ID は、デバイスの一意デバイス名 (UDN) です。

    注: Windows 10 では、PnP マネージャーは、デバイス メタデータでコンテナー ID が指定されている場合でも、上記のアルゴリズムを使用して DPWS デバイスのコンテナー ID を常に生成します。

単一のバスまたは PnP-X プロトコルで動作するデバイスの場合、PnP-X で生成されたコンテナー ID で十分です。

マルチプロトコル デバイスでは、コンテナー ID を指定できます。 マルチプロトコル デバイスでは、Windows がデバイスのすべてのインスタンスを 1 つのデバイス コンテナーにグループ化できるように、各プロトコルで同じコンテナー ID が共有されます。 この方法では、DPWS と UPnP の両方を使用して、デバイスのコンテナー ID を指定できます。