ブート開始ドライバーのインストール

ブートスタート ドライバー は、Microsoft Windows オペレーティング システムを起動するためにインストールする必要があるデバイスのドライバーです。 ほとんどのブートスタート ドライバーは、Windows の "インザボックス" ドライバー パッケージ に含まれており、Windows はシステムの初回起動時にこれらのブート スタート ドライバーを自動的にインストールします。 デバイスのブートスタート ドライバーが、Windows の "in-the-box" ドライバー パッケージに含まれていない場合、ユーザーはデバイス用にベンダーが提供する追加のドライバー パッケージをインストールできます。

可能であれば、ブートスタート ドライバーを含むドライバー パッケージは、イメージをシステムに展開する前に、オフラインでイメージに追加する必要があります。 詳細については、「オフラインの Windows イメージへのドライバーの追加および削除」をご覧ください。

システムで Windows セットアップを実行しているときに、Windows をインストールするディスクまたはパーティションが見つからない場合は、インストール メディアとそのディスクのドライバーが Windows イメージに不足している可能性があります。 インストール メディアを更新して、そのディスクのドライバーを提供するドライバー パッケージを含めることができます。 詳細については、「Windows セットアップ中にデバイス ドライバーを追加する」を参照してください。 セットアップを手動で実行する場合は、ディスク選択インターフェイス中に[ディスクを持つ]ボタンを選択して、そのシステム上のディスクのドライバー パッケージを含むディスクまたはファイルの場所を選択することもできます。

Windows の起動に失敗した場合、表示される特定のエラー メッセージは、ブートスタート ドライバーが見つからないことを示す可能性があります。 次の表では、いくつかのエラー メッセージとその考えられる原因について説明します。

エラー メッセージ 考えられる原因
アクセスできない起動デバイス ブート ディスクは、Windows に含まれていないドライバーを必要とするサードパーティの大容量記憶装置です。
セットアップでマシンの種類を特定できませんでした 新しい HAL ドライバーが必要です。 このエラーはほとんどのマシンでは発生しませんが、ハイエンド サーバーで発生する可能性があります。
セットアップでコンピューターにハード ドライブが見つかりませんでした ハード ドライブに必要なブート デバイス ドライバーは読み込まれません。