動的ハードウェア パーティション分割のアーキテクチャ

ハードウェアのパーティション分割可能なサーバーは、1 つまたは複数の分離されたハードウェア パーティションに構成できます。 ハードウェア パーティションは、1 つ以上のパーティション ユニットで構成されます。 プロセッサ、メモリ モジュール、または I/O ホスト ブリッジが、パーティション ユニットとして挙げられます。

次の図は、ハードウェアのパーティション分割可能なサーバーの例を示しています。

diagram illustrating a hardware partitionable server.

前の図では、サーバーには合計 12 個のパーティション ユニットがあります。4 つのメモリ モジュール、4 つのプロセッサ モジュール、4 つの I/O ホスト ブリッジ モジュールです。 これらのパーティション ユニットはそれぞれ、3 つのハードウェア パーティションのいずれかに割り当てられます。 各ハードウェア パーティションは、他のハードウェア パーティションから完全に分離されます。 サービス プロセッサは、ハードウェア パーティションの構成を担当します。 これは、ハードウェア パーティションへのパーティション ユニットのマッピングを制御し、ハードウェア パーティション間の分離を作成します。

Windows Server 2008 以降では、各パーティション ユニットは プラグ アンド プレイ (PnP) デバイスとして扱われます。 これらのデバイスは PnP であるため、オペレーティング システムの起動後に追加できます。

デバイス ドライバーがオペレーティング システムに自身を登録して、パーティション ユニットがハードウェア パーティションに動的に追加されたときに通知を受け取る方法の詳細については、「ドライバー通知の概要」を参照してください。

アプリケーションがオペレーティング システムに自身を登録して、パーティション ユニットがハードウェア パーティションに動的に追加されたときに通知を受け取る方法の詳細については、「アプリケーション通知の概要」を参照してください。