作成が簡単なフィルター ドライバー

NDIS 6.0 フィルター ドライバーは、以前の NDIS フィルター中間ドライバーよりも簡単に記述できます。

フィルター中間ドライバーと比較すると、フィルター ドライバーには実装する上で次の利点があります。

  • フィルター ドライバーには、完全なミニポート ドライバー インターフェイスとプロトコル ドライバー インターフェイスは含まれていません。

  • フィルター ドライバーは、仮想デバイスの作成、管理は行いません。 フィルター ドライバーには仮想ミニポートがありません。

  • フィルター ドライバーが特定のサービスを処理する場合、ドライバーは他のサービスを回避できます。 ドライバーは、回避するサービスのコードを必要としません。 たとえば、フィルター ドライバーが OIDリクエストは処理するが、送受信操作は処理しない場合、フィルター ドライバーは、エントリ ポイントの送受信を必要としません。

NIDS 6.0のフィルター ドライバーについて詳しくは、「NDIS 6.0 フィルター ドライバー」をご覧ください。