MBIMEx 4.0 – 5G SA Phase 2 サポート

Windows 11 バージョン 22H2 では、5G SA フェーズ 2 の機能セットをプレビューできます。 さらに、5G SA フェーズ 1 など、Windows 11 携帯ネットワーク機能がすべてサポートされています。 5G SA フェーズ 2 機能セットには、エンド ツー エンドの URSP 処理と複数の eMBB 同時ネットワーク スライスのサポートが含まれています。

MBIM 拡張リリース番号 4.0 では、5G SA フェーズ 2 の機能のサポートが導入されています。 この拡張リリース番号は、一般に MBIMEx 4.0 と呼ばれます。 URSP の処理/使用と複数の同時 eMBB ネットワーク スライスは、MBIMEx 4.0 の最も重要な追加事項です。 有効なスライスの種類 (SST) はすべて、MBIMEx 4.0 の MBIM インターフェイス レベルでサポートされていますが、eMBB 以外のスライス機能は Windows 11 バージョン 22H2 では示されていないため、追加のホストおよびデバイス レベルのサポートと機能の対象となります。 MBIMEx 4.0 の仕様は、こちらからダウンロードしてください。 セクション 4「5G BGC - フェーズ 2 の MBIM インターフェイス拡張機能」には、MBIMEx 4.0 仕様が含まれています。

MBIMEx 4.0 では、次の新しい CID が追加されます。

Table showing new CIDs added in MBIMEx 4.0.

MBIMEx 4.0 では、次の既存の CID が変更されます。

Table displaying modified CIDs in MBIMEx 4.0.

既定では、Windows 11 バージョン 22H2 は、ホストでサポートされている最上位の MBIMEx バージョンとして MBIMEx 3.0 を発表しています。 既定値を MBIMEx 4.0 に変更するための特別な機能が、IHV およびドライバー開発者向けに用意されています。 Microsoft エンジニアリング パートナーがテストと開発のためにこの機能を必要とする場合は、TAM にお問い合わせください。