Hyper-V 拡張可能スイッチ構成のクエリ
Hyper-V 拡張可能スイッチ インターフェイスには、拡張可能スイッチの現在の構成、そのポート、ネットワーク アダプター接続を照会する拡張可能スイッチ拡張機能によって発行される、オブジェクト識別子 (OID) 要求が含まれています。 これらの要求には、次の OID が含まれます。
OID_SWITCH_NIC_ARRAY
この OID クエリ要求は配列を返します。 配列内の各要素は、拡張可能スイッチ ポートに関連付けられているネットワーク アダプターの構成パラメーターを指定します。
OID_SWITCH_PARAMETERS
この OID クエリ要求は、拡張可能スイッチの現在の構成を返します。
OID_SWITCH_PORT_ARRAY
この OID クエリ要求は配列を返します。 配列内の各要素は、拡張可能スイッチ ポートの構成パラメーターを指定します。
OID_SWITCH_PORT_PROPERTY_ENUM
この OID メソッド要求は配列を返します。 配列内の各要素は、指定された拡張可能スイッチ ポートのポリシーのプロパティを指定します。
OID_SWITCH_PROPERTY_ENUM
この OID メソッド要求は配列を返します。 配列内の各要素は、拡張可能スイッチ ポリシーのプロパティを指定します。
注 Hyper-v 拡張可能スイッチのスイッチ拡張機能がバインドされたら、まず、OID_SWITCH_PARAMETERS OID を発行して、基本的なスイッチ情報を取得する必要があります。 NDIS_SWITCH_PARAMETERS 構造の IsActive メンバーが FALSE の場合、スイッチのアクティブ化が完了するまで、拡張機能は他のクエリ OID を発行してはなりません。 この場合、 NetEventSwitchActivate NET_PNP_EVENT 通知は、スイッチのアクティブ化イベントを指定します。 IsActive メンバーがバインド時に TRUE の場合、拡張機能は他のクエリ OID を安全に発行することができます。 Hyper-v 拡張可能スイッチがアクティブ化を完了していないときに構成のクエリを実行すると、スイッチ構成の不完全な初期ビューが拡張機能に表示されます。
注 拡張機能は、独自の OID 要求を生成するとき、NDIS フィルター ドライバーと同じ方法でこれを実行します。 これを行う方法について詳しくは、「NDIS フィルター ドライバーからの OID 要求の生成」をご覧ください。
拡張可能スイッチ OID 要求の制御パスについて詳しくは、「OID 要求の Hyper-V 拡張可能スイッチ制御パス」をご覧ください。