NDIS 6.20 の受信側スロットル
NDIS 6.20 では、マルチメディア アプリケーションでのメディア再生時に中断が発生する可能性を減らすため、受信側スロットル (RST) の機能強化が導入されています。 NDIS 6.20 以降のドライバーでは、RST のサポートが必須です。
NDIS ドライバーは、遅延プロシージャ呼び出し (DPC) のディスパッチ IRQ レベルであまりにも多くの時間が費やされる場合、マルチ メディア アプリケーション スレッドのスケジュール待機時間を長くするため、メディアの再生時に中断が発生する可能性があります。 NDIS 6.20 以降のドライバーでメディアの再生を改善するため、NDIS は、ミニポート ドライバーが受信 DPC で示すパケットの数を制御できます。