TCP/IP オフロードの概要

パフォーマンスを向上させるために、Microsoft TCP/IP トランスポートは、適切な TCP/IP オフロード機能を持つ NIC にタスクまたは接続をオフロードできます。

Windows Vista 以降の Windows オペレーティング システムは、次の TCP/IP オフロード サービスをサポートしています。

  • チェックサム タスク

  • アプリケーション インターネット プロトコル セキュリティ (IPsec) オフロード バージョン 1

  • IPsec オフロード バージョン 2

    • [IPsec タスク オフロード機能は廃止予定であり、使用しないでください]
  • Large Send オフロード バージョン 1

  • Large Send オフロード バージョン 2

  • 接続オフロード

Windows 10 バージョン 2004 以降の Windows は、UDP セグメント化オフロード (USO) もサポートしています。

Windows Vista 以降で提供されている TCP/IP トランスポートは、IPv4 パケットと IPv6 パケットの両方に対して TCP/IP オフロード サービスをサポートしています。

NDIS 6.0 以降のミニポート ドライバーは、マルチプロトコル ドライバー環境で TCP/IP オフロード サービスをサポートします。 TCP/IP オフロード対応ミニポート アダプターにバインドされている複数の NDIS 6.0 以降のプロトコル ドライバーは、TCP/IP オフロード サービスを構成できます。

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