フレームワーク DMA オブジェクト

[KMDF のみに適用]

フレームワークベースのドライバーでバスマスターおよびシステムモード DMA 操作を処理するため、フレームワークには 3 つのオブジェクトが用意されています。

DMA イネーブラー オブジェクト
フレームワークの DMA イネーブラー オブジェクトを使用すると、ドライバーは特定のデバイスに対してフレームワークの DMA サポートを使用できます。 ドライバーは、DMA 操作をサポートする各デバイスの DMA イネーブラー オブジェクトを作成する必要があります。

DMA トランザクション オブジェクト
フレームワークの DMA トランザクション オブジェクトは、単一の DMA I/O 操作を表します。 通常、フレームワークベースのドライバーは、デバイスが要求された操作を DMA を使用して実行する場合、受信する I/O 要求ごとに DMA トランザクション オブジェクトを作成します。

共通バッファー オブジェクト
フレームワークの共通バッファー オブジェクトは、ドライバーとデバイスの両方による同時アクセス用にマップされたコンピューター メモリの領域を表します。 一部のドライバーは、DMA デバイスの I/O 操作を設定するときに共通バッファーを使用します。

これらのオブジェクトがエクスポートするインターフェイスの詳細については、以下を参照してください。

フレームワーク DMA オブジェクト参照

フレームワークの共通バッファー オブジェクト参照