WDM の IRP と WDF のイベント コールバック関数
カーネル モード ドライバー フレームワーク (KMDF) とユーザー モード ドライバー フレームワーク (UMDF) は、Windows IRP のサブセットをサポートします。 次の表に、主要な WDM IRP の種類と、対応するフレームワーク イベント コールバック関数の一覧を示します。 特に指定しない限り、コールバックは KMDF と UMDF の両方に適用されます。
IRP_MJ_PNPの KMDF コールバック
次の表に、実行順に、IRP_MJ_PNP のマイナー IRP コードに対応する KMDF コールバックを示します。 矢印は、WDM FDO がスタックを上下に移動する IRP を処理するかどうかを示します。
注意 KMDF ドライバーでは、プラグ アンド プレイと電源管理は統合された操作であり、ドライバーは個々のマイナー IRP_MJ_PNP または IRP_MJ_POWER 要求を受け取りません。 代わりに、フレームワークは、電源投入時にコア コールバックのセットと、対応するセットを電源ダウン時に呼び出し、個々のプラグ アンド プレイ要求に応じて、このコア セットの前後に追加のコールバックを呼び出します。 電源投入シーケンスと電源ダウン シーケンスを示す包括的な図については、「PnP と電源管理機能の移植」をご’参照ください。
KMDF IRP_MJ_POWER 用コールバック
次の表に、実行順に、IRP_MJ_POWER のマイナー IRP コードに対応する KMDF コールバックを示します。 矢印は、WDM FDO がスタックを上下に移動する IRP を処理するかどうかを示します。
注意 注意:KMDF ドライバーでは、プラグ アンド プレイと電源管理は統合された操作であり、ドライバーは個々のマイナー IRP_MJ_PNP または IRP_MJ_POWER 要求を受け取りません。 代わりに、フレームワークは、電源投入時にコア コールバックのセットと、対応するセットを電源ダウン時に呼び出し、個々のプラグ アンド プレイ要求に応じて、このコア セットの前後に追加のコールバックを呼び出します。 電源投入シーケンスと電源ダウン シーケンスを示す包括的な図については、「PnP と電源管理機能の移植」をご’参照ください。