DismCommitImage 関数

マウントされた .wim または .vhd ファイル内の Windows イメージに対して行われた変更をコミットします。 イメージは、DismMountImage を使用してマウントする必要があります。

構文

HRESULT WINAPI DismCommitImage(
  _In_     DismSession            Session,
  _In_     DWORD                  Flags,
  _In_opt_ HANDLE                 CancelEvent,
  _In_opt_ DISM_PROGRESS_CALLBACK Progress,
  _In_opt_ PVOID                  UserData
);

パラメーター

Session [in]
有効な DismSession。 DismSession はイメージに関連付けられている必要があります。 セッションをイメージに関連付けるには、DismOpenSession を使用します。

Flags [in]
この操作に使用するコミット フラグ。 マウント フラグの詳細については、「DISM API 定数」をご覧ください。

CancelEvent [in、オプション]
この操作に使用するコミット フラグ。 マウント フラグの詳細については、「DISM API 定数」をご覧ください。

Progress [in、オプション]
任意。 クライアント定義の DismProgressCallback へのポインター。

UserData [in、オプション]
任意。 ユーザー定義のカスタム データ。

戻り値

成功すると S_OK が返されます。

DismSession が無効か、DismSession がマウントされたイメージと関連付けられていない場合は、E_INVALIDARG が返されます。

解説

DismCommitImage 関数では、イメージはマウント解除されません。

Note

DismCommitImage は、DISM インフラストラクチャにマウントされているイメージに対してのみ使用できます。 DismOpenSession を使用してサービス提供される、DiskPart ツールなどの他のツールでマウントされたイメージには適用されません。 DISM インフラストラクチャにイメージをマウントするには、DismMountImage を使用する必要があります。

HRESULT hr = S_OK;
hr = DismCommitImage(Session, 0, NULL, NULL, NULL);

必要条件

要件 説明
サポートされているホスト プラットフォーム DISM API は、Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) でサポートされているすべてのオペレーティング システムで使用できます。 詳細については、Windows ADK のテクニカル リファレンスに関するページを参照してください。
サポートされているイメージ プラットフォーム Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows PE 3.0、Windows 8、Windows Server 2012、Windows プレインストール環境 (Windows PE) 4.0、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows 10、Windows Server 2016
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
Header DismAPI.h
ライブラリ DismAPI.lib
[DLL] DismAPI.dll

関連項目

DismMountImage

DismUnmountImage

DISM API 定数