FileMax

ETW によって作成されるログ ファイルのインスタンスの最大数。 この要素は、ファイル モードの自動ロガー構成にのみ適用されます。 FileMax の詳細については、「自動ロガー セッションの構成と開始」を参照してください。

要素の階層

構文

<FileMax Operation               = "Set" | "Add" | “Remove”
         Value                   = unsignedLong>
</FileMax>

属性および要素

属性

属性 説明 データ型 必須 Default
操作 FileMax を設定するか追加するかを示します。 この属性は、次のいずれかの値になります。
  • オン
  • 追加
  • 削除
いいえ オン
Value ETW によって作成されるログ ファイルのインスタンスの最大数を示します。 最大値は 16 です。 unsignedLong はい

子要素

なし。

親要素

要素 説明
EventCollector イベント コレクターを表します。
EventCollectorId イベント コレクター識別子を表します。
HeapEventCollector ヒープ イベント コレクターを表します。
HeapEventCollectorId ヒープ イベント コレクター識別子を表します。
SystemCollector システム コレクターを表します。
SystemCollectorId システム コレクター識別子を表します。
HypervisorCollector ハイパーバイザー コレクターを表します。
HypervisorCollectorId ハイパーバイザー コレクター識別子を表します。

解説

この要素は、ファイル モードの記録にのみ使用されます。

次の例は、イベント コレクター定義でこの要素がどのように使用されるかを示しています。

この EventCollector を使用して自動ロガーを設定すると、ETW によって、ブートごとに異なるファイル名 (sessionname.etl.0001> など<) のトレース ファイルが作成されます。 ファイルの最大インスタンス数は 5 です。

<EventCollector Id="EventCollector_MultimediaEx" Name="WPDiet MultimediaEx">
  <BufferSize Value="128"/>
  <Buffers Value="40"/>
  <MaximumFileSize Value="100" FileMode="Circular"/>
  <FileMax Value="5"/>
</EventCollector>

要素

SystemCollector

EventCollector

HeapEventCollector

HypervisorEventCollector