サーバー マネージャー タイルのデータのフィルター処理、並べ替え、照会

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

Windows Server では、サーバー マネージャーのタイルを使って、データのフィルターと並べ替え、カスタム クエリの作成と保存ができます。 サーバー マネージャーのサーバー ロールまたはグループ ページの [イベント]、[パフォーマンス]、[ベスト プラクティス アナライザー]、[サービス]、および [ロールと機能] のタイルの一覧エントリに対し、並べ替えやキーワード フィルターを使用したり、クエリを実行したりできます。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

タイルの一覧のエントリのフィルター処理

[フィルター] ボックスは、タイルに表示するエントリの一覧を、指定したテキスト文字列が含まれるエントリのみにすばやく絞り込む方法です。

タイルのエントリの一覧にフィルターを適用するには

  1. サーバー マネージャーで、役割またはサーバー グループのページを開きます。

  2. [イベント]、[パフォーマンス]、[ベスト プラクティス アナライザー]、[サービス]、[ロールと機能] タイルの [フィルター] テキスト ボックスに、フィルター処理に使用する文字列を入力します。

    たとえば、イベント ID が 1014 のイベントのみを表示するには、[フィルター] テキスト ボックスに「1014」と入力します。 収集されたすべてのイベントのうち、1014 という文字列が少なくとも 1 つのフィールドに含まれるイベントが結果として返されます。

  3. フィルターを使うと、タイル タイトルの下の説明文が変化します。 [すべて] の結果ではなく、[フィルター結果] と表示されます。

  4. フィルターをクリアするには、フィルター ボックスの文字列を削除するか、[X] をクリックします。

タイルの一覧エントリの並べ替え

列見出しをクリックし、サーバー マネージャー タイルの一覧エントリを並べ替えます。 列見出しを初めてクリックすると、列の値は英数字の昇順に並べ替えられます (矢印は上向きになります)。もう一度クリックすると、列の値は英数字の降順に並べ替えられます (矢印は下向きになります)。

タイル データに対するカスタム クエリの作成と実行

カスタム クエリは、サーバー マネージャーの [イベント]、[パフォーマンス]、[ベスト プラクティス アナライザー]、[サービス]、または [ロールと機能] のタイルで作成できます。 既定では、条件を選択してカスタム クエリを構築するためのタイル ツール バー内の領域は非表示になっています。クエリの条件を表示するには、[展開] (タイル ツール バーの右端のシェブロン ボタン) をクリックします。

タイル データに対するカスタム クエリを作成するには

  1. サーバー マネージャーで、役割またはサーバー グループのページを開きます。

  2. [イベント]、[パフォーマンス]、[ベスト プラクティス アナライザー]、[サービス]、[ロールと機能] のいずれかのタイルで [展開] をクリックして、クエリ構築領域を展開します。

  3. [条件の追加] をクリックして、タイルのエントリに適用する属性 (フィールド) の一覧を開きます。

  4. 追加する条件を選択します。 操作が完了したら、[追加] をクリックします。 選択した条件がクエリ構築領域に追加されます。

  5. ハイパーテキストの演算子をクリックして、演算子を選択します。 たとえば、数値または日付と時刻の条件の場合の既定値は [より小さいか等しい] です。

  6. 条件で許容される値を指定します。 たとえば、[日付と時刻] を選択した場合は、m/d/yyyy という形式で日付を指定します。

  7. クエリにさらに条件を追加するには、手順 3. 以降の手順を繰り返します。

    クエリに既に含まれている条件と重複する条件を追加できますが、重複する条件は or 演算子と共にクエリに追加されます。

    たとえば、イベント ID が 1003 または 1014 のクエリを実行するには、まず ID 条件をクエリに追加し、ID の値を 1003 に等しいと指定してから、2 番目の ID 条件をクエリに追加し、2 番目の ID の値を 1014 に等しいと指定します。 この操作で構築されるクエリは、"and ID equals 1003 or ID equals 1014" になります。

  8. 条件を追加し、演算子と値を指定し終えたら、[保存] をクリックしてクエリを保存します。

  9. クエリのフレンドリ名を入力します。 たとえば、前の手順で作成したクエリに、「ライセンス イベント」という名前を付けます。

  10. クエリの結果を確認し終わったら、[すべてクリア] をクリックしてすべてのフィルターとクエリをクリアし、一覧にすべてのエントリを表示します。

  11. 保存済みのクエリを実行するには、[保存されている検索クエリ] をクリックし、実行する保存済みのクエリの名前をクリックします。

  12. 保存済みのクエリを削除するには、[保存されている検索クエリ] をクリックし、削除する保存済みのクエリの名前の近くの [X] をクリックします。

参照

サーバー マネージャーパフォーマンス、イベント、サービスのデータの表示と構成