bitsadmin setsecurityflags

BITS が証明書失効リストを確認し、特定の証明書エラーを無視し、サーバーが HTTP 要求をリダイレクトするときに使用するポリシーを定義する必要があるかどうかを判断するために、HTTP のセキュリティ フラグを設定します。 値は符号なし整数です。

構文

bitsadmin /setsecurityflags <job> <value>

パラメーター

パラメーター 説明
ジョブ (job) ジョブの表示名または GUID。
value 次のような 1 つ以上の通知フラグを含められます。
  • CRL チェックを有効にするには、最下位ビットを設定します。
  • サーバー証明書の間違った共通名を無視するには、右から 2 番目のビットを設定します。
  • サーバー証明書の間違った日付を無視するには、右から 3 番目のビットを設定します。
  • サーバー証明書の間違った証明機関を無視するには、右から 4 番目のビットを設定します。
  • サーバー証明書の間違った使用法を無視するには、右から 5 番目のビットを設定します。
  • 右から 9 番目から 11 番目のビットを次のように設定して、指定したリダイレクト ポリシーを実装します。
    • 0,0,0。 リダイレクトは自動的に許可されます。
    • 0,0,1。 リダイレクトが発生すると、IBackgroundCopyFile インターフェイスのリモート名が更新されます。
    • 0,1,0。 リダイレクトが発生した場合、BITS はジョブを失敗します。
  • HTTPS から HTTP へのリダイレクトを許可するには、右から 12 番目のビットを設定します。

myDownloadJob という名前のジョブの CRL チェックを有効にするためにセキュリティ フラグを設定するには、次のようにします。

bitsadmin /setsecurityflags myDownloadJob 0x0001