fsutil tiering

フラグの設定と無効化や階層の一覧表示などのストレージ層関数の管理を有効にします。

構文

fsutil tiering [clearflags] <volume> <flags>
fsutil tiering [queryflags] <volume>
fsutil tiering [regionlist] <volume>
fsutil tiering [setflags] <volume> <flags>
fsutil tiering [tierlist] <volume>

パラメーター

パラメーター 説明
clearflags ボリュームの階層化動作フラグを無効にします。
<volume> ボリュームを指定します。
/trnh 階層型記憶域を使用するボリュームの場合は、ヒート ギャザリングが無効になります。

NTFS と ReFS にのみ適用されます。

queryflags ボリュームの階層化動作フラグを問い合わせます。
regionlist ボリュームの階層化リージョンと、それぞれのストレージ層を一覧表示します。
setflags ボリュームの階層化動作フラグを有効にします。
tierlist ボリュームに関連付けられたストレージ層を一覧表示します。

ボリューム C 上のフラグを問い合わせるには、次のように入力します。

fsutil tiering queryflags C:

ボリューム C 上のフラグをセットするには、次のように入力します。

fsutil tiering setflags C: /trnh

ボリューム C 上のフラグをクリアするには、次のように入力します。

fsutil tiering clearflags C: /trnh

ボリューム C のリージョンとそれぞれのストレージ層を一覧表示するには、次のように入力します。

fsutil tiering regionlist C:

ボリューム C の階層を一覧表示するには、次のように入力します。

fsutil tiering tierlist C: