プライバシーとセキュリティに関する考慮事項

MultiPoint Services システムは共有コンピューティング環境として設計されているので、プライバシーと安全なコンピューティングに関する次の問題を検討する必要があります。

MultiPoint Services システムでのプライバシー

MultiPoint Services システムの管理ユーザーMultiPoint ダッシュボード ユーザー、または標準ユーザーが、ユーザー ドキュメントを共有またはプライベートのままにする MultiPoint Services の機能を初めて使用する場合があります。 MultiPoint マネージャーでは、すべてのアクティブな標準ユーザー デスクトップの画面の動作を確認できます。 標準ユーザーは MultiPoint Services システムにログオンするときに通知を受け取り、続行するにはこの監視を受け入れる必要があります。 コンテンツを共有する、またはプライベートなままにする方法の詳細については、「ユーザー ファイルの管理」を参照してください。

MultiPoint Services システムでのセキュリティ

MultiPoint Services システムの管理ユーザーとして、Windows のセキュリティおよび安全なコンピューティング機能に習熟してください。 Windows の自動更新や、ファイアウォール、ウイルス対策、スパイウェアや他のマルウェアへの対策のサポートなどが含まれます。

MultiPoint Services システムのような共有コンピューティング リソースは、システムのユーザー数が多く、ステーション ハードウェア デバイスやネットワークに簡単にアクセスできるため、セキュリティの脅威が発生しやすくなります。 悪意を持ったユーザーが、MultiPoint Services のステーション ハブにキーストローク ロガーまたは同様のデバイスを挿入しようとする可能性があります。 MultiPoint Services システムのポートに見覚えのないデバイスが装着されている場合は、疑いを持つようにして、組織のセキュリティ エスカレーション ガイドラインに従ってください。

参照

ユーザー ファイルの管理MultiPoint Services システムの管理