SetConsoleTextAttribute 関数

重要

このドキュメントでは、エコシステム ロードマップの一部ではなくなったコンソール プラットフォームの機能について説明します。 このコンテンツを新しい製品で使用することはお勧めしませんが、今後も既存の使用をサポートし続けます。 推奨される最新のソリューションでは、クロスプラットフォーム シナリオでの互換性を最大限に高める仮想ターミナル シーケンスに重点を置いています。 この設計決定の詳細については、クラシック コンソールと仮想ターミナルのドキュメントを参照してください。

WriteFile または WriteConsole 関数によってコンソール画面バッファーに書き込まれる文字、または ReadFile または ReadConsole 関数によってエコーされる文字の属性を設定します。 この関数は、関数呼び出し後に書き込まれたテキストに影響します。

構文

BOOL WINAPI SetConsoleTextAttribute(
  _In_ HANDLE hConsoleOutput,
  _In_ WORD   wAttributes
);

パラメーター

hConsoleOutput [in]
コンソール画面バッファーのハンドル。 ハンドルには、GENERIC_READ アクセス権があります。 詳細については、「コンソール バッファーのセキュリティとアクセス権」を参照してください。

wAttributes [in]
キャラクターの属性

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

画面バッファーの現在のカラー属性を確認するには、GetConsoleScreenBufferInfo関数を呼び出します。

ヒント

この API には、テキストの書式設定シーケンスに相当する仮想ターミナルがあります。 仮想ターミナル シーケンスは、すべての新規および継続的な開発に推奨されます。

例については、「高レベルの入出力関数の使用」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー ConsoleApi2.h(WinCon.h 経由、Windows.h を含む)
ライブラリ Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

コンソール関数

コンソールの画面バッファー

GetConsoleScreenBufferInfo

ReadConsole

ReadFile

WriteConsole

WriteFile