CIM_InstalledSoftwareElement クラス

CIM_InstalledSoftwareElement クラスは、コンピューター システムをインストール済みのソフトウェア要素に関連付けます。

重要

DMTF (分散管理タスク フォース) CIM (共通情報モデル) クラスは、WMI クラスが構築される親クラスです。 WMI では現在、 CIM 2.x バージョン スキーマのみがサポートされています。

次の構文は、マネージド オブジェクト フォーマット (MOF) コードを簡素化しており、継承されたすべてのプロパティを含んでいます。 プロパティは、MOF の順序ではなく、アルファベット順で一覧表示されます。

構文

[UUID("{A7B05028-DB2A-11d2-85FC-0000F8102E5F}"), Association, Abstract, AMENDMENT]
class CIM_InstalledSoftwareElement
{
  CIM_SoftwareElement REF Software;
  CIM_ComputerSystem  REF System;
};

メンバー

CIM_InstalledSoftwareElement クラスには、次の種類のメンバーがあります。

プロパティ

CIM_InstalledSoftwareElement クラスには、これらのプロパティがあります。

ソフトウェア

データ型: CIM_SoftwareElement

アクセスの種類: 読み取り専用

修飾子: 最小 (0)、 最大 (FALSE)

コンピューター システムにインストールされているソフトウェア要素への参照。

システム

データ型: CIM_ComputerSystem

アクセスの種類: 読み取り専用

修飾子: 最小 (0)、 最大 (FALSE)

特定のソフトウェア要素をホストするコンピューター システムへの参照。

注釈

WMI では、このクラスは実装されません。 CIM_InstalledSoftwareElementから派生したクラスについては、「Win32 クラス」を参照してください。

このドキュメントは、DMTF によって公開されている CIM クラスの説明から派生しています。 Microsoft は、軽微なエラーを修正したり、Microsoft SDK ドキュメントの標準に準拠したり、詳細情報を提供したりするために変更を加えた可能性があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008
名前空間
Root\CIMV2
MOF
CIMWin32.mof
[DLL]
CIMWin32.dll