Win32_Process クラスの GetOwner メソッド
GetOwnerWMI クラス メソッドは、プロセスが実行されているユーザー名とドメイン名を取得します。
このトピックでは、マネージド オブジェクト形式 (MOF) 構文を使用します。 このメソッドの使用方法の詳細については、「メソッドの 呼び出し」を参照してください。
構文
uint32 GetOwner(
[out] string User,
[out] string Domain
);
パラメーター
-
ユーザー [out]
-
このプロセスの所有者のユーザー名を返します。
-
ドメイン [out]
-
このプロセスが実行されているドメイン名を返します。
戻り値
成功を示す 0 を返します。 それ以外の数値はエラーを示します。 その他のエラー コードについては、「 WMI エラー定数」 または 「WbemErrorEnum」を参照してください。 一般的な HRESULT 値については、「 システム エラー コード」を参照してください。
-
正常に完了しました (0)
-
アクセスが拒否されました (2)
-
特権が不十分 (3)
-
不明なエラー (8)
-
パスが見つかりません (9)
-
パラメーターが無効です (21)
-
その他 (22 4294967295)
例
所有者が付いている名前による監視プロセス CPU Pct VBScript サンプルでは、CPU 使用率またはプロセッサ使用率の割合を収集し、プロセス所有者を検索します。
ユーザーのリストが PowerShell にログオンしているすべてのサーバーを取得するサンプル では、すべてのexplorer.exe プロセスの所有者に対して WMI を照会します。
次の VBScript コード例では、実行中の各プロセスの所有者を取得します。
strComputer = "."
Set colProcesses = GetObject("winmgmts:" & _
"{impersonationLevel=impersonate}!\\" & strComputer & _
"\root\cimv2").ExecQuery("Select * from Win32_Process")
For Each objProcess in colProcesses
Return = objProcess.GetOwner(strNameOfUser)
If Return <> 0 Then
Wscript.Echo "Could not get owner info for process " & _
objProcess.Name & VBNewLine _
& "Error = " & Return
Else
Wscript.Echo "Process " _
& objProcess.Name & " is owned by " _
& "\" & strNameOfUser & "."
End If
Next
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
名前空間 |
Root\CIMV2 |
MOF |
|
[DLL] |
|