WM_COMPAREITEM メッセージ

所有者が描画したコンボ ボックスまたはリスト ボックスの並べ替えられたリスト内の新しい項目の相対位置を決定するために送信されます。 アプリケーションが新しい項目を追加するたびに、システムは、 CBS_SORTまたはLBS_SORT スタイルで作成されたコンボ ボックスまたはリスト ボックスの所有者にこのメッセージ 送信します。

WM_COMPAREITEM

    WPARAM wParam;
    LPARAM lParam; 

パラメーター

wParam

WM_COMPAREITEM メッセージを送信したコントロールの識別子を指定します。

lParam

コンボまたはリスト ボックス内の 2 つの項目の識別子とアプリケーションが提供するデータを含む COMPAREITEMSTRUCT 構造体へのポインター。

戻り値

戻り値は、2 つの項目の相対位置を示します。 次の表に示す値のいずれかを指定できます。

リターン コード 説明
Value
説明
-1
項目 1 は、並べ替えられた順序で項目 2 の前に置きます。
0
項目 1 と 2 は、並べ替えられた順序で等価です。
1
項目 1 は、並べ替えられた順序で項目 2 に従います。

解説

所有者描画コンボ ボックスまたはリスト ボックスの所有者がこのメッセージを受け取ると、所有者は COMPAREITEMSTRUCT 構造体で指定された項目のうち、もう一方の前に表示される項目を示す値を返します。 通常、システムは、新しい項目の正確な位置を決定するまで、このメッセージを複数回送信します。

ダイアログ ボックス プロシージャがこのメッセージを処理する場合は、目的の戻り値を BOOL にキャストし、値を直接返す必要があります。 SetWindowLong 関数によって設定されたDWL_MSGRESULT値は無視されます。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
Header
Winuser.h (Windows.h を含む)

関連項目

参照

COMPAREITEMSTRUCT

その他のリソース

SetWindowLong