デバイスからのタイムコードの取得
[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayer、IMFMediaEngine、Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayer、IMFMediaEngine、Audio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、レガシ API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き換えるよう提案しています。]
DV テープの再生中またはレコード一時停止モードの間は、SMPTE タイムコードまたは絶対トラック番号を取得できます。 これを行うには、 IAMTimecodeReader::GetTimecode メソッドを 呼び出します。 このメソッドは、タイムコードを記述する TIMECODE_SAMPLE 構造体へのポインターを受け取ります。 メソッドを呼び出す前に、 構造体の dwFlags メンバーを初期化します。 ED_DEVCAP_TIMECODE_READ値を使用してタイムコードを取得するか、絶対トラック番号を取得ED_DEVCAP_ATN_READ値を取得します。
TIMECODE_SAMPLE構造体のタイムコード メンバーは TIMECODE 構造体です。 メソッドが戻ると、TIMECODE 構造体の dwFrames メンバーには、タイムコードまたはトラック番号が含まれます。 タイムコードの場合、時間、分、秒、およびフレームは、 hhmmssff 形式のバイナリ コード化された 10 進 (BCD) 値として DWORD にパックされます。 ビットマスクを使用して個々の値を抽出します。
次の例では、タイムコードとトラック番号を取得します。
if (MyDevCap.bHasTimecode)
{
TIMECODE_SAMPLE TimecodeSample;
TimecodeSample.timecode.dwFrames = 0;
char szBuf[32];
TimecodeSample.dwFlags = ED_DEVCAP_TIMECODE_READ;
if (hr = MyDevCap.pTimecode->GetTimecode(&TimecodeSample), SUCCEEDED(hr))
{
DWORD dwTime = TimecodeSample.timecode.dwFrames; // Packed BCD value.
int hour = ((dwTime & 0x0F000000) >> 24) +
(10 * ((dwTime & 0xF0000000) >> 28));
int min = ((dwTime & 0x0F0000) >> 16) +
(10 * ((dwTime & 0xF00000) >> 20));
int sec = ((dwTime & 0x0F00) >> 8) +
(10 * ((dwTime & 0xF000) >> 12));
int frame = (dwTime & 0x0F) +
(10 * ((dwTime & 0xF0) >> 4));
}
TimecodeSample.dwFlags = ED_DEVCAP_ATN_READ;
if (hr = MyDevCap.pTimecode->GetTimecode(&TimecodeSample), SUCCEEDED(hr))
{
DWORD dwTrackNumber = TimecodeSample.timecode.dwFrames;
}
}
関連トピック