PEVENT_TRACE_BUFFER_CALLBACKA コールバック関数 (evntrace.h)
ETW イベント コンシューマーは、トレース処理セッション中に ETW によって配信されるイベントの各バッファーに関する統計情報を受信するために、この関数を実装します。 ETW は、各バッファーのイベントが配信された後にこの関数を呼び出します。
PEVENT_TRACE_BUFFER_CALLBACK型は、このコールバック関数へのポインターを定義します。 BufferCallback は、アプリケーション定義関数名のプレースホルダーです。
構文
PEVENT_TRACE_BUFFER_CALLBACKA PeventTraceBufferCallbacka;
ULONG PeventTraceBufferCallbacka(
PEVENT_TRACE_LOGFILEA Logfile
)
{...}
パラメーター
Logfile
バッファーに関する情報を含む EVENT_TRACE_LOGFILE 構造体へのポインター。
戻り値
イベントの処理を続行するには、 TRUE を返します。 それ以外の場合は、 FALSE を返します。 FALSE を返すと、ProcessTrace 関数が終了します。
解説
ETW が呼び出してバッファー統計を配信する関数を指定するには、OpenTrace 関数に渡すEVENT_TRACE_LOGFILE構造体の BufferCallback メンバーを設定します。
例
BufferCallback 関数の実装例については、「MOF を使用したイベント データの取得」を参照してください。
Note
evntrace.h ヘッダーは、PEVENT_TRACE_BUFFER_CALLBACKをエイリアスとして定義します。これは、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | evntrace.h |