IMN_OPENCANDIDATE イベント

IME が候補ウィンドウを開くときにアプリケーションに通知します。 アプリケーションは、次に示すように、パラメーター設定を 含むWM_IME_NOTIFY メッセージを介してこのコマンドを受け取ります。

IMN_OPENCANDIDATE

パラメーター

Wparam

[IMN_OPENCANDIDATE] に設定します。

Lparam

候補リスト フラグ。 各ビットは候補リスト (ビット 0 から最初のリスト、ビット 1 から 2 番目など) に対応します。 指定したビットが 1 の場合、対応する候補ウィンドウが開かれます。

戻り値

このコマンドには戻り値がありません。

解説

アプリケーションは、候補自体を表示する場合に、このコマンドを処理する必要があります。 アプリケーションは、 ImmGetCandidateList 関数を使用して、表示する候補の一覧を取得できます。

既定では、IME ウィンドウは、このコマンドを処理するときに候補ウィンドウを作成します。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Imm.h (Windows.h を含む)

関連項目

入力メソッド マネージャー

入力メソッド マネージャー コマンド

ImmGetCandidateList

WM_IME_NOTIFY