ストリームに対する OLE の制限事項
インストール データベースの開発者は、Win32 OLE 構造化ストレージ実装のストリーム処理に関する 2 つの制限事項に注意する必要があります。 これらの制限は、変換や、ストリームとしてデータベースに格納される可能性があるその他のデータにより、完結的にインストーラー関数に影響を与えることがあります。
2 つの制限が関連します。
- バイナリ データは、テーブル名とレコードの主キーの値をピリオド区切り記号で連結して作られるインデックス名で格納されます。 OLE では、ストリーム名が 32 文字に制限されます (31 + null 終端記号)。 Windows Installer では、62 文字まで上限を増やせる (文字にもよります) 圧縮アルゴリズムが利用されます。 2 バイト文字は 2 として数えられることに注意してください。
- 複数のストリームを一度に開くことができますが、最初の参照が閉じられるまで、2 回目にストリームを開くことはできません。 つまり、同じバイナリ データをストリームを複数のレコードで同時に選択することはできません。 2 つ目のレコードからバイナリ データを読みだそうとしても失敗します。 また、あるレコードの主キーの名前は、そのレコードでバイナリ データ ストリームが開いている間、変更することができません。