ロールバック インストール
Windows インストーラーは、製品またはアプリケーションのインストール用のインストール スクリプトを処理するとき、同時にロールバック スクリプトを生成して、インストールの間に削除されたすべてのファイルのコピーを保存します。 これらのファイルは隠しシステム ディレクトリに保持され、インストールが正常に完了すると自動的に削除されます。 ただし、インストールが失敗した場合は、インストーラーはシステムを元の状態に戻すロールバック インストールを自動的に実行します。
失敗したインストールの自動ロールバックは、インストーラーの既定の動作です。 インストール中にロールバックを無効にするには、次のいずれかを使います。
- DISABLEROLLBACK プロパティ
- PROMPTROLLBACKCOST プロパティ
- DisableRollback アクション
- DisableRollback
- EnableRollback ControlEvent
ロールバックが無効にされると常に、インストーラーは RollbackDisabled プロパティを設定します。
インストールでカスタム アクションが使われている場合、ロールバック機能を使うにはインストール パッケージの追加の作成が必要です。 詳しくは、「ロールバック カスタム アクション」をご覧ください。