リモート アクセス サービスについて
リモート アクセス サービス (RAS) は、Windows を実行しているコンピューター上のクライアント アプリケーションにリモート アクセス機能を提供します。
RAS アプリケーションでは、次のタスクを実行できます。
- RAS の一般的なダイアログ ボックスのいずれかを表示します。 これには、[ダイヤルアップ ネットワーク] ダイアログ ボックスメイン、[ダイヤルアップ ネットワーク モニター] プロパティ シート、および電話帳エントリを作成、編集、コピー、またはダイヤルするためのその他のダイアログ ボックスが含まれます。
- 一般的なダイアログ ボックスまたは低レベルのダイヤル機能を使用して、RAS 接続操作を開始および終了します。
- 共通のダイアログ ボックスまたは低レベルの電話帳機能を使用して、電話帳エントリを作成、編集、またはコピーします。
- RAS 自動ダイヤル マッピング データベースのエントリを操作します。 このデータベースは、ネットワーク アドレスを、アドレスへの接続を確立できる電話帳エントリにマップします。
- RAS 情報 (既存の RAS 接続に関する情報、ローカル コンピューターで構成されている RAS 対応デバイスに関する情報、RAS 接続の開始または終了時の通知など) を取得します。
Windows NT 4.0 では、RAS サーバーの管理と、RAS サーバーのセキュリティと接続管理に対するサード パーティの拡張機能のサポートも提供されます。 Windows 95 では、RAS サーバーのサポートは提供されていません。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
- RAS の一般的なダイアログ ボックス
- RAS 接続操作
- RAS Phone Books
- RAS AutoDial
- RAS の構成と接続の情報
- RAS サーバーの管理
- RAS セキュリティ ホストのサポート