RPC_MGR_EPV

RPC_MGR_EPVデータ型は、マネージャーのエントリ ポイント ベクターを定義します。

typedef void RPC_MGR_EPV;
typedef _if-name_SERVER-EPV {
  return-type (* Functionname)  (param-list);
...  //one entry for each function in IDL file
} if-name_SERVER_EPV:

メンバー

if-name

インターフェイスの名前を指定します

return-type

IDL ファイルに示されている関数 Functionname によって返される型を指定します。

Functionname

IDL ファイルに示されている関数の名前を指定します。

param-list

IDL ファイル内の関数 Functionname に対して示されるパラメーターを指定します。

解説

マネージャー エントリ ポイント ベクター (EPV) は、関数ポインターの配列です。 配列には、IDL ファイルで指定された関数の実装へのポインターが含まれています。 配列内の要素の数は、IDL ファイルで指定された関数の数に設定されます。 アプリケーションには、インターフェイスで指定された関数の複数の実装を表す複数の EPV を含めることもできます。

MIDL コンパイラは、if-name**_SERVER_EPV** という名前の既定の EPV データ型を生成します。ここで、if-name は IDL ファイル内のインターフェイス識別子を指定します。 MIDL コンパイラは、IDL ファイルで指定された各プロシージャの関数ポインターを含めるために、この既定の EPV を初期化します。

サーバーが同じインターフェイスの複数の実装を提供する場合、サーバー アプリケーションは、インターフェイスの実装ごとに if-name**_SERVER_EPV** 型の 1 つの変数を宣言して初期化する必要があります。 各 EPV には、IDL ファイルで定義されているプロシージャごとに 1 つのエントリ ポイント (関数ポインター) が含まれている必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Rpcdce.h (Rpc.h を含む)

関連項目

RpcServerRegisterIf

RpcServerRegisterIf2

RpcServerRegisterIfEx

RpcServerUnregisterIf

RpcServerUnregisterIfEx