新しいトリガーの作成
トリガーを作成するには、3 つのインターフェイスを使用する必要があります。 IScheduledWorkItem は、トリガー オブジェクトを作成するための IScheduledWorkItem::CreateTrigger メソッドを提供し、 ITaskTrigger はトリガーの条件を設定するための ITaskTrigger::SetTrigger メソッドを提供し、COM インターフェイス IPersistFile は新しいトリガーをディスクに保存するための Save メソッドを提供します。
次の手順では、新しいトリガーを作成する方法について説明します。
新しいトリガーを作成するには
- CoInitialize を呼び出して COM ライブラリを初期化し、CoCreateInstance を呼び出してタスク スケジューラ オブジェクトを取得します。 (この例では、タスク スケジューラ サービスが実行されていることを前提としています)。
- ITaskScheduler::Activate を呼び出して、タスク オブジェクトの ITask インターフェイスを取得します。 (この例では、"テスト タスク" タスクを取得します。
- CreateTrigger を呼び出してトリガー オブジェクトを作成します。 ( CreateTrigger は IScheduledWorkItem から継承されることに注意してください)。
- TASK_TRIGGER構造体を定義します。 TASK_TRIGGERの wBeginDay、wBeginMonth、wBeginYear のメンバーは、それぞれ有効な日、月、年に設定する必要があることに注意してください。
- トリガー条件を設定するには 、ITaskTrigger::SetTrigger を呼び出します。
- IPersistFile::Save を使用して、新しいトリガーを使用してタスクをディスクに保存します。 ( IPersistFile インターフェイスは、 ITask インターフェイスでサポートされる標準 COM インターフェイスです)。
- Release を呼び出して、すべてのリソースを解放します。 (Release は ITask によって継承された IUnknown メソッドであることに注意してください)。
のコード例については、 | 参照先 |
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既存のタスクの新しいトリガーの作成 | C/C++ コード例: タスク トリガーの作成 |
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