最終状態ベースのマルチキャスト プログラミング

このセクションでは、ソケット オプションではなく IOCTL を使用した、最終状態ベースのマルチキャスト プログラミングについて説明します。 最終状態ベースのマルチキャスト プログラミングと変更ベースのマルチキャスト プログラミングの違いについては、「マルチキャスト プログラミング」を参照してください。

次の表では、Windows でのマルチキャスト プログラミングに使用される Windows ソケット IOCTL について説明します。

IOCTL 引数の型
SIOCSMSFILTER GROUP_FILTER 構造
SIOCGMSFILTER GROUP_FILTER 構造
SIO_GET_MULTICAST_FILTER ip_msfilter 構造
SIO_SET_MULTICAST_FILTER ip_msfilter 構造

 

なお、SIOCSMSFILTERSIOCGMSFILTER IOCTL は、Windows Vista 以降で使用できます。

これらの IOCTL をマルチキャスト プログラミングに使用すると、大規模なソース リストを操作する場合、パフォーマンス上の利点を得られます。 SIOCGMSFILTER または SIOCSMSFILTER の使用に関連するパラメーターと設定の詳細については、GROUP_FILTER のリファレンス ページを参照してください。 SIO_GET_MULTICAST_FILTER または SIO_SET_MULTICAST_FILTER の使用に関連するパラメーターと設定の詳細については、ip_msfilter のリファレンス ページを参照してください。