SWbemDateTime.SetFileTime メソッド
SWbemDateTime オブジェクトの SetFileTime メソッドは、文字列の FILETIME 形式の日付を CIM の datetime 形式に変換します。
FILETIME 形式は、1601 年 1 月 1 日以降の 100 ナノ秒単位の数を表す 64 ビットの datetime 構造体です。 Windows Management Instrumentation (WMI) は、FILETIME 値を符号なし 64 ビット数値の文字列表現として扱います。
構文の説明については、「スクリプト API のドキュメント規則」を参照してください。
構文
SWbemDateTime.SetFileTime( _
ByVal strFileTime, _
[ ByVal bIsLocal ] _
)
パラメーター
-
strFileTime [in]
-
オブジェクトの設定に使用される FILETIME 値。
-
bIsLocal [in, optional]
-
TRUE の場合、"strFileTime" はローカル時刻であると解釈されます。 協定世界時 (UTC) プロパティには、正しい UTC オフセットに変換されたローカル時刻が格納されます。 "bIsLocal" が FALSE の場合、"strFileTime" はオフセットが 0 (ゼロ) の UTC 値に直接変換されます。
戻り値
このメソッドは値を返しません。
エラー コード
SetFileTime メソッドが完了すると、Err オブジェクトに次の一覧にあるエラー コードが含まれる場合があります。
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wbemErrInvalidSyntax - 2147749921 (0x80041021)
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"strFileTime" の形式が無効です。
解説
SetFileTime の呼び出しが成功すると、datetime 値は常に絶対 (datetime) 値として解釈され、IsInterval は FALSE に設定されます。
例
SWbemDateTime オブジェクトを使用して CIM の DATETIME 値を FILETIME 形式または VT_DATE 形式との間で変換する例については、「WMI タスク: 日付と時刻」を参照してください。 CIM の DATETIME 形式の説明については、「日付と時刻の形式」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
Header |
|
タイプ ライブラリ |
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[DLL] |
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CLSID |
CLSID_SWbemDateTime |
IID |
IID_ISWbemDateTime |