IBackgroundCopyJob::SetNotifyFlags メソッド (bits.h)
ジョブ転送イベントなど、受信するイベント通知の種類を指定します。
構文
HRESULT SetNotifyFlags(
[in] ULONG Val
);
パラメーター
[in] Val
次のフラグの 1 つ以上を設定して、受信するイベントを識別します。
値 | 意味 |
---|---|
|
ジョブ内のすべてのファイルが転送されました。 |
|
問題が発生しました。 |
|
イベント通知が無効になっています。 BITS は他のフラグを無視します。 |
|
ジョブが変更されました。 たとえば、プロパティ値の変更、ジョブの状態の変更、ファイルの転送の進行状況などです。 コマンド ライン通知 が指定されている場合、コマンド ライン コールバックではこのフラグは無視されます。 |
|
ジョブ内のファイルが転送されました。 コマンド ライン通知 が指定されている場合、コマンド ライン コールバックではこのフラグは無視されます。 |
|
ファイル内のバイト範囲が転送されました。 コマンド ライン通知 が指定されている場合、コマンド ライン コールバックではこのフラグは無視されます。 フラグは任意のジョブに対して指定できますが、通知を受け取るのは 、BITS_JOB_PROPERTY_ON_DEMAND_MODE ジョブの要件を満たすジョブのみです。 |
戻り値
このメソッドは、次の HRESULT 値と他の値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
イベント通知の種類が正常に設定されました。 |
|
NotifyFlags 値が無効です。 |
|
ジョブの状態をBG_JOB_STATE_CANCELLEDまたはBG_JOB_STATE_ACKNOWLEDGEDすることはできません。 |
注釈
イベント通知を受信するには、IBackgroundCopyJob::SetNotifyInterface メソッドおよび IBackgroundCopyJob2::SetNotifyCmdLine メソッドと組み合わせて SetNotifyFlags メソッドを使用します。
例
IBackgroundCopyJob::SetNotifyInterface メソッドのコード例を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | bits.h |
Library | Bits.lib |
[DLL] | QmgrPrxy.dll |
こちらもご覧ください
IBackgroundCopyJob2::SetNotifyCmdLine