FindDebugInfoFile 関数 (dbghelp.h)
デバッグ (.dbg) ファイルを検索します。
見つかるシンボル ファイルを確認するコールバック関数を提供するには、 FindDebugInfoFileEx 関数を使用します。
構文
HANDLE IMAGEAPI FindDebugInfoFile(
[in] PCSTR FileName,
[in] PCSTR SymbolPath,
[out] PSTR DebugFilePath
);
パラメーター
[in] FileName
必要な .dbg ファイルの名前。 部分パスを使用できます。
[in] SymbolPath
シンボル ファイルが配置されているパス。 セミコロンで区切られた複数のパスを指定できます。 シンボル パスを取得するには、 SymGetSearchPath 関数を使用します。
[out] DebugFilePath
.dbg ファイルの完全パスを受け取るバッファーへのポインター。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は .dbg ファイルへの開いているハンドルです。
関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。 拡張エラー情報を取得するには、 GetLastError を呼び出します。
注釈
FindDebugInfoFile 関数は、.dbg ファイルの検索に使用されます。 この関数は、1 つの関数呼び出しを介して複数の異なるディレクトリで検索を実行できるように提供されます。 SymbolPath パラメーターには複数のパスを含めることができます。それぞれをセミコロン (;)で区切ります。 複数のパスを指定すると、関数は各ディレクトリでファイルを検索します。 サブディレクトリは検索されません。 ファイルが見されると、検索は停止します。 したがって、パスを正しい順序で SymbolPath に指定してください。
この関数など、すべての DbgHelp 関数はシングル スレッドです。 そのため、複数のスレッドからこの関数を呼び出すと、予期しない動作やメモリ破損が発生する可能性があります。 これを回避するには、複数のスレッドからのすべての同時呼び出しをこの関数に同期する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dbghelp.h |
Library | Dbghelp.lib |
[DLL] | Dbghelp.dll |
再頒布可能パッケージ | DbgHelp.dll 5.1 以降 |