ImageDirectoryEntryToData 関数 (dbghelp.h)
イメージ固有のデータへのアクセスを取得します。
この関数は ImageDirectoryEntryToDataEx 関数に置き換わりました。 ImageDirectoryEntryToDataEx を使用してセクション ヘッダーを取得します。
構文
PVOID IMAGEAPI ImageDirectoryEntryToData(
[in] PVOID Base,
[in] BOOLEAN MappedAsImage,
[in] USHORT DirectoryEntry,
[out] PULONG Size
);
パラメーター
[in] Base
イメージのベース アドレス。
[in] MappedAsImage
このパラメーターが TRUE の場合、ファイルはシステムによってイメージとしてマップされます。 フラグが FALSE の場合、ファイルは MapViewOfFile 関数によってデータ ファイルとしてマップされます。
[in] DirectoryEntry
目的のディレクトリ エントリのインデックス番号。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
[out] Size
ディレクトリ エントリのデータのサイズをバイト単位で受け取る変数へのポインター。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値はディレクトリ エントリのデータへのポインターです。
関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。 拡張エラー情報を取得するには、 GetLastError を呼び出します。
注釈
ImageDirectoryEntryToData 関数は、イメージ固有のデータへのアクセスを取得するために使用されます。
この関数など、すべての DbgHelp 関数はシングル スレッドです。 そのため、複数のスレッドからこの関数を呼び出すと、予期しない動作やメモリ破損が発生する可能性があります。 これを回避するには、複数のスレッドからのすべての同時呼び出しをこの関数に同期する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dbghelp.h |
Library | Dbghelp.lib |
[DLL] | Dbghelp.dll |
再頒布可能パッケージ | DbgHelp.dll 5.1 以降 |