IFhReassociation インターフェイス (fhcfg.h)

このインターフェイスを使用すると、クライアント アプリケーションは、ファイル履歴ターゲットから現在のユーザーとファイル履歴の構成を再関連付けできます。 再関連付けには、次の 2 つの目的があります。

  • これにより、ユーザーは、過去にターゲットにバックアップされたデータ (別のコンピューターまたは別のアカウントから) にアクセスできます。
  • これにより、ユーザーは、新しいコンピューターまたは新しいアカウント名の下で、ターゲットにデータを引き続きバックアップできます。

注意

IFhReassociation は非推奨であり、今後のリリースでは変更または使用できない可能性があります。

継承

IFhReassociation インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IFhReassociation には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IFhReassociation インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IFhReassociation::GetConfigurationDetails

このメソッドは、IFhReassociation::ScanTargetForConfigurations メソッドによってストレージ デバイスまたはネットワーク共有で検出されたファイル履歴構成を列挙し、検出された各構成に関する追加情報を返します。
IFhReassociation::P erformReassociation

このメソッドは、IFhReassociation::SelectConfiguration メソッドを使用して、現在のユーザーと以前に選択した構成との間の関係を再確立し、現在のコンピューターからバックアップ データを受け入れるようにターゲット デバイスを準備します。
IFhReassociation::ScanTargetForConfigurations

指定したストレージ デバイスまたはネットワーク共有上の名前空間をスキャンして、現在のコンピューターで再関連付けして引き続き使用できるファイル履歴構成を探します。
IFhReassociation::SelectConfiguration

後続の再関連付けのために、IFhReassociation::ScanTargetForConfigurations メソッドによってストレージ デバイスまたはネットワーク共有で検出されたファイル履歴構成のいずれかを選択します。
IFhReassociation::ValidateTarget

このメソッドは、特定のストレージ デバイスまたはネットワーク共有をファイル履歴の既定のターゲットとして使用できるかどうか、および再関連付けが可能かどうかを確認します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー fhcfg.h