NetAddServiceAccount 関数 (lmaccess.h)

NetAddServiceAccount 関数は、スタンドアロンマネージド サービス アカウント (sMSA) を作成するか、グループ管理サービス アカウント (gMSA) の資格情報を取得し、アカウント情報をローカル コンピューターに格納します。

この関数には、インポート ライブラリが関連付けされません。 LoadLibrary 関数と GetProcAddress 関数を使用して、Logoncli.dll に動的にリンクする必要があります。

Windows Server 2008 R2: この関数を呼び出すために PowerShell コマンド ライン インターフェイス コマンドレットを使用してマネージド サービス アカウントをインストールすると、 AccountName パラメーターの値がアカウントの対応する セキュリティ アカウント マネージャー (SAM) 名と一致しない場合、エラー コード 0xC0000225で失敗します。

構文

NTSTATUS NetAddServiceAccount(
  [in, optional] LPWSTR ServerName,
  [in]           LPWSTR AccountName,
  [in]           LPWSTR Password,
  [in]           DWORD  Flags
);

パラメーター

[in, optional] ServerName

このパラメーターの値は NULL である必要があります。

[in] AccountName

作成するアカウントの名前。

[in] Password

このパラメーターは予約されています。 使用しないでください。

[in] Flags

このパラメーターには、次の値を指定できます。

意味
SERVICE_ACCOUNT_FLAG_LINK_TO_HOST_ONLY
0x00000001
スタンドアロンのマネージド サービス アカウントは作成されません。 指定した名前のサービス アカウントが存在する場合は、ローカル コンピューターにリンクされます。 アカウント名が既存の gMSA の場合、このフラグは無視されます。

戻り値

関数が成功すると、 STATUS_SUCCESSが返されます。

関数が失敗した場合はエラー コードを返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー lmaccess.h
[DLL] Netapi32.dll

こちらもご覧ください

NetEnumerateServiceAccounts

NetIsServiceAccount

NetRemoveServiceAccount