IWSManConnectionOptions インターフェイス (wsmandisp.h)

IWSManConnectionOptions オブジェクトは IWSMan::CreateSession メソッドに渡され、リモート コンピューター上のローカル アカウントに関連付けられているユーザー名とパスワードを指定します。 パラメーターが指定されていない場合は、スクリプトを実行しているアカウントの資格情報が既定値になります。

継承

IWSManConnectionOptions インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。

メソッド

IWSManConnectionOptions インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IWSManConnectionOptions::get_UserName

リモート コンピューター上のローカル アカウントまたはドメイン アカウントのユーザー名を設定して取得します。 このプロパティは、認証のユーザー名を決定します。 (Get)
IWSManConnectionOptions::p ut_Password

リモート コンピューター上のローカル アカウントまたはドメイン アカウントのパスワードを設定します。
IWSManConnectionOptions::p ut_UserName

リモート コンピューター上のローカル アカウントまたはドメイン アカウントのユーザー名を設定して取得します。 このプロパティは、認証のユーザー名を決定します。 (Put)

注釈

Windows リモート管理クライアント アプリケーションが偽装の下で実行されている場合は、 Password プロパティを設定するとエラーが発生します。 クライアント アプリケーションは、ローカルまたはリモート コンピューター上の WinRM に要求を送信するスクリプトまたはその他のプログラムです。 クライアント アプリケーションは ImpersonateClient などの関数を呼び出したため、偽装の下で実行されている可能性があります。 ASP プロセスがクライアントを偽装するアカウントで実行されている場合、Active Server Page (ASP) またはサービスはユーザー名とパスワードを要求できません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wsmandisp.h

こちらもご覧ください

ConnectionOptions

Windows リモート管理リファレンス