IWbemLocator インターフェイス (wbemcli.h)

IWbemLocator インターフェイスを使用して、特定のホスト コンピューター上の WMI の IWbemServices インターフェイスへの初期名前空間ポインターを取得します。 IWbemLocator::ConnectServer メソッドによって返される IWbemServices ポインターを使用して、Windows 管理自体にアクセスできます。

Windows 管理サービスを必要とするクライアントまたはプロバイダーは、Microsoft Windows ソフトウェア開発キット (Windows SDK) (SDK) の COM ドキュメントで指定されているように、まず CoCreateInstance または CoCreateInstanceEx を使用してロケーターへのポインターを取得します。 IWbemLocator オブジェクトは、常にインプロセス COM サーバーです。 その後、目的のターゲット コンピューター上の目的の名前空間へのインターフェイス ポインターは、このインターフェイスの唯一のメソッドである IWbemLocator::ConnectServer メソッドを使用して取得されます。

継承

IWbemLocator インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IWbemLocator には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IWbemLocator インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IWbemLocator::ConnectServer

IWbemLocator::ConnectServer メソッドは、strNetworkResource パラメーターで指定されたコンピューター上の WMI 名前空間への接続を DCOM 経由で作成します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wbemcli.h (Wbemidl.h を含む)