WsMoveReader 関数 (webservices.h)

moveTo パラメーターで指定されたリーダーの現在位置を移動します。

この関数は、XmlBuffer に設定されているリーダーでのみ使用できます。

構文

HRESULT WsMoveReader(
  [in]           WS_XML_READER *reader,
  [in]           WS_MOVE_TO    moveTo,
                 BOOL          *found,
  [in, optional] WS_ERROR      *error
);

パラメーター

[in] reader

移動する位置を持つ XML Reader オブジェクトへのポインター。 ポインターは有効な WS_XML_READER オブジェクトを参照する必要があり、参照される Reader 値は NULL ではない可能性があります。

[in] moveTo

この列挙子は、現在の位置に対するリーダーの方向または次の位置を指定します。

found

指定した移動の成功または失敗を示します。

[in, optional] error

関数 が失敗 した場合にエラーに関する追加情報を格納する必要があるWS_ERROR オブジェクトへのポインター。

戻り値

この関数は、これらの値のいずれかを返すことができます。

リターン コード 説明
E_INVALIDARG
1 つ以上の引数が無効です。
WS_E_INVALID_FORMAT
入力データの形式が正しくないか、予期した値が指定されていませんでした。
WS_E_INVALID_OPERATION
オブジェクトの現在の状態のため、操作は許可されません。

解説

見つかったパラメーターが NULL でない場合は、要求されたノードに移動して NOERROR を返すことができるかどうかを示します。

見つかったパラメーターが NULL で、要求されたノードが見つからない場合は、 WS_E_INVALID_FORMATが返されます。 ( 「Windows Web Services の戻り値」を参照してください)。

正規化中にこの関数を使用することはできません。 WsStartReaderCanonicalization が呼び出された場合は、WS_E_INVALID_OPERATIONが返されます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー webservices.h
Library WebServices.lib
[DLL] WebServices.dll