WerRegisterExcludedMemoryBlock 関数 (werapi.h)
メモリ ブロック (通常はエラー レポートに既定で含まれる) をWindows エラー報告 (WER) エラー レポートから除外するようにマークします。
構文
HRESULT WerRegisterExcludedMemoryBlock(
const void *address,
DWORD size
);
パラメーター
address
メモリ ブロックの開始アドレス。
size
メモリ ブロックのサイズ (バイト単位)。
戻り値
この関数は、成功 した場合はS_OK 、失敗した場合は次のエラー コードを含むエラー コードを返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
E_INVALIDARG | address が NULL であるか 、サイズ が 0 です。 |
E_OUTOFMEMORY | WER でデータに十分な大きさのヒープを割り当てられなかった |
HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_INSUFFICIENT_BUFFER) | 登録されたエントリの数が制限 (WER_MAX_REGISTERED_ENTRIES) を超えています。 |
WER_E_INVALID_STATE | プロセスの状態が無効です。 たとえば、プロセスはアプリケーション回復モードです。 |
注釈
このメカニズムは、根本原因のデバッグに役立たない大量のデータをメモリに保持し、ダンプ ファイルのサイズを不必要に大きくするアプリケーションを対象としています。 たとえば、一部のゲームでは、既定でエラー ダンプに含まれる大量のテクスチャ データがメモリに保持されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 バージョン 1703 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | werapi.h |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |