CryptRegisterDefaultOIDFunction 関数 (wincrypt.h)
CryptRegisterDefaultOIDFunction は、指定したエンコードの種類と関数名に対して呼び出される既定の関数を含む DLL を登録します。 CryptRegisterOIDFunction とは異なり、DLL によってエクスポートされる関数名をオーバーライドすることはできません。
構文
BOOL CryptRegisterDefaultOIDFunction(
[in] DWORD dwEncodingType,
[in] LPCSTR pszFuncName,
[in] DWORD dwIndex,
[in] LPCWSTR pwszDll
);
パラメーター
[in] dwEncodingType
照合するエンコードの種類を指定します。 現在、X509_ASN_ENCODINGとPKCS_7_ASN_ENCODINGのみが使用されています。ただし、今後、エンコードの種類が追加される可能性があります。 現在のエンコードの種類を一致させるためには、次の値を使用します。
X509_ASN_ENCODING |PKCS_7_ASN_ENCODING。
[in] pszFuncName
登録されている関数の名前。
[in] dwIndex
DLL の一覧に DLL を挿入するためのインデックスの場所。 dwIndex が 0 の場合、DLL はリストの先頭に挿入されます。 CRYPT_REGISTER_LAST_INDEX場合、DLL はリストの末尾に追加されます。
[in] pwszDll
DLL を読み込む前に ExpandEnvironmentStrings 関数を使用して展開するオプションの環境変数文字列。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は 0 以外 (TRUE) になります。
関数が失敗した場合、戻り値は 0 (FALSE) になります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wincrypt.h |
Library | Crypt32.lib |
[DLL] | Crypt32.dll |