CRYPT_AES_256_KEY_STATE 構造体 (wincrypt.h)
CRYPT_AES_256_KEY_STATE構造体は、Advanced Encryption Standard (AES) 暗号の 256 ビット対称キー情報を指定します。
構文
typedef struct _CRYPT_AES_256_KEY_STATE {
unsigned char Key[32];
unsigned char IV[16];
unsigned char EncryptionState[15][16];
unsigned char DecryptionState[15][16];
unsigned char Feedback[16];
} CRYPT_AES_256_KEY_STATE, *PCRYPT_AES_256_KEY_STATE;
メンバー
Key[32]
256 ビット 暗号 キーを指定する 16 進値の配列。
IV[16]
暗号の初期化ベクトル (IV) を指定する 16 進値の配列。
EncryptionState[15]
15 ラウンド暗号化キー スケジュールを指定する 16 進値の配列。
DecryptionState[15]
15 ラウンド暗号化解除キー スケジュールを指定する 16 進値の配列。
Feedback[16]
暗号化または暗号化解除プロセスのステージのフィードバック ベクターを指定する 16 進値の配列。
注釈
CRYPT_AES_256_KEY_STATE構造体は、KEYSTATEBLOB 値に設定された dwBlobType パラメーターを使用してキー BLOB が作成されたときに、CPImportKey 関数と CPExportKey 関数によって使用されます。
Microsoft AES 暗号化プロバイダーは、Secure Sockets Layer プロトコル (SSL) のコンテキストでのみこの構造体をサポートします。この場合、呼び出し元は CryptAcquireContext 関数の dwProvType パラメーターの値としてPROV_DH_SCHANNEL。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | wincrypt.h |