CRYPT_RSAES_OAEP_PARAMETERS 構造体 (wincrypt.h)
CRYPT_RSAES_OAEP_PARAMETERS構造体には、RSAES-OAEP キー暗号化のパラメーターが含まれています。 この構造体は、 PKCS_RSAES_OAEP_PARAMETERS および szOID_RSAES_OAEP エンコード型で使用されます。
構文
typedef struct _CRYPT_RSAES_OAEP_PARAMETERS {
CRYPT_ALGORITHM_IDENTIFIER HashAlgorithm;
CRYPT_MASK_GEN_ALGORITHM MaskGenAlgorithm;
CRYPT_PSOURCE_ALGORITHM PSourceAlgorithm;
} CRYPT_RSAES_OAEP_PARAMETERS, *PCRYPT_RSAES_OAEP_PARAMETERS;
メンバー
HashAlgorithm
使用するハッシュ アルゴリズムを識別する CRYPT_ALGORITHM_IDENTIFIER 構造体。 これがエンコード用に設定されていない場合、既定のアルゴリズムは szOID_OIWSEC_sha1。
MaskGenAlgorithm
使用するマスク生成関数を識別する CRYPT_MASK_GEN_ALGORITHM 構造体。 これがエンコード用に設定されていない場合、既定のアルゴリズムは、hashAlgorithm メンバーによって指定されたアルゴリズムに既定でマスク生成ハッシュ アルゴリズムを使用してszOID_RSA_MGF1されます。
PSourceAlgorithm
使用するラベルのソース (場合によっては の値) を含むCRYPT_PSOURCE_ALGORITHM構造体。 これがエンコード用に設定されていない場合、既定のアルゴリズムは OCTET バイトなしで szOID_RSA_PSPECIFIED されます。
解説
RSAES-OAEP は通常、AES 対称キーの暗号化に使用されます。 通常、エンコードにはハッシュ アルゴリズム オブジェクト識別子 (OID) のみを設定する必要があります。 デコードの場合、すべてのメンバーが明示的に設定されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | wincrypt.h |