SetUserGeoID 関数 (winnls.h)
[SetUserGeoID は、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 代わりに、 SetUserGeoName を使用します。
]
ユーザーの地理的な場所の識別子を設定します。 この識別子には、「 地理的な場所のテーブル」で説明されている値のいずれかが必要です。
構文
BOOL SetUserGeoID(
[in] GEOID GeoId
);
パラメーター
[in] GeoId
ユーザーの地理的な場所の識別子。
戻り値
成功した場合は TRUE 、それ以外の場合 は FALSE を 返します。
Windows XP、Windows Server 2003: この関数では、拡張エラー情報は提供されません。 したがって、この関数の後に GetLastError を呼び出すアプリケーションには適していません。 アプリケーションが GetLastError を呼び出す場合は、以前に呼び出された関数によって設定された値を返すことができます。
この関数が成功しない場合、アプリケーションは GetLastError を呼び出すことができます。これにより、次のいずれかのエラー コードが返される可能性があります。
- ERROR_ACCESS_DISABLED_BY_POLICY。 コンピューターまたはユーザーのグループ ポリシーで、この操作が禁止されています。
- ERROR_INTERNAL_ERROR。 関数で予期しないエラーが発生しました。
- ERROR_INVALID_PARAMETER。 パラメーター値のいずれかが無効です。
解説
この関数は、特定のアプリケーションではなく、特定のユーザーの地理的な場所をレジストリに書き込みます。 このアクションは、ユーザーが実行する他のアプリケーションの動作に影響します。 原則として、アプリケーションは、ユーザーが明示的に変更を要求した場合にのみこの関数を呼び出す必要がありますが、純粋にアプリケーション固有の理由では呼び出さないでください。
SetUserGeoID は、Windows 設定アプリなどのユーザー設定を変更するように設計されたアプリケーションで使用することを目的としています。 他のアプリケーションでは、この関数を呼び出さないでください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winnls.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |