SECURITY_DESCRIPTOR構造体 (winnt.h)
SECURITY_DESCRIPTOR構造体には、オブジェクトに関連付けられているセキュリティ情報が含まれています。 アプリケーションでは、この構造体を使用して、オブジェクトのセキュリティ状態の設定とクエリが行われます。
セキュリティ記述子の内部形式は異なる場合があるため、アプリケーションではSECURITY_DESCRIPTOR構造を直接変更しないことをお勧めします。 セキュリティ記述子を作成および操作するには、「関連項目」に記載されている関数を使用します。
構文
typedef struct _SECURITY_DESCRIPTOR {
BYTE Revision;
BYTE Sbz1;
SECURITY_DESCRIPTOR_CONTROL Control;
PSID Owner;
PSID Group;
PACL Sacl;
PACL Dacl;
} SECURITY_DESCRIPTOR, *PISECURITY_DESCRIPTOR;
メンバー
Revision
Sbz1
Control
Owner
Group
Sacl
Dacl
注釈
セキュリティ記述子には、オブジェクトのセキュリティの次のコンポーネントを指定する情報が含まれています。
- 所有者 セキュリティ識別子 (SID)
- プライマリ グループ SID
- 随意アクセス制御リスト (DACL)
- システム アクセス制御リスト (SACL)
- 上記の項目の修飾子
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
Header | winnt.h (Windows.h を含む) |
こちらもご覧ください
GetSecurityDescriptorRMControl