CharPrevA 関数 (winuser.h)

文字列内の前の文字へのポインターを取得します。 この関数は、1 バイト文字またはマルチバイト文字で構成される文字列を処理できます。

構文

LPSTR CharPrevA(
  [in] LPCSTR lpszStart,
  [in] LPCSTR lpszCurrent
);

パラメーター

[in] lpszStart

種類: LPCTSTR

文字列の先頭。

[in] lpszCurrent

種類: LPCTSTR

null で終わる文字列内の文字。

戻り値

種類: LPTSTR

戻り値は、文字列内の前の文字へのポインター、または lpszCurrent パラメーターが lpszStart パラメーターと等しい場合は、文字列の最初 文字へのポインターです。

解説

ANSI 関数として呼び出されると、 CharPrev はシステムの既定のコード ページを使用しますが、 CharPrevExA は使用するコード ページを指定します。

この関数は、分音記号を扱うときの文字の既定の "ユーザー" の期待値で動作します。 たとえば、U+0061 U+030a "LATIN SMALL LETTER A" + COMBINING RING ABOVE" ("å" のように見える) を含む文字列は、1 つではなく 2 つのコード ポイントを進めます。 U+0061 U+0301 U+0302 U+0303 U+0304 を含む文字列は、"a'^~ ̄" のように見えますが、1 つではなく 5 つのコード ポイントを進めます。

注意

winuser.h ヘッダーは、CharPrev をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll

関連項目

CharNext

CharNextExA

CharPrevExA

概念

リファレンス

文字列